警察職員二十六万人、それぞれに持ち場がある。
刑事など一握り。
大半は光の当たらない縁の下の仕事。
神の手は持っていない。
それでも誇りは持っている。
一人ひとりが日々矜持をもって職務を果たさねば、こんなにも巨大な組織が回っていくはずがない。
D県警は最大の危機に瀕する。
警察小説の真髄が、人生の本質が、ここにある。
(BookLiveより) BookLive評価★4
(BookLiveより)
BookLive評価★4
人間魚雷「回天」。
発射と同時に死を約束される極秘作戦が、第二次世界大戦の終戦前に展開されていた。
ヒジの故障のために、期待された大学野球を棒に振った甲子園優勝投手・並木浩二は、なぜ、みずから回天への搭乗を決意したのか。
命の重みとは、青春の哀しみとは――。
ベストセラー作家が描く戦争青春小説。