能登半島の突端にある孤狼岬で発見された記憶喪失の男は、妹と名乗る女によって兄の新谷和彦であると確認された。
東京新宿では過激派集団による爆弾事件が発生、倉木尚武警部の妻が巻きぞえとなり死亡。
そして豊明興業のテロリストと思われる新谷を尾行していた明星美希部長刑事。
錯綜した人間関係の中で巻き起こる男たちの宿命の対決。
その背後に隠された恐るべき陰謀。
迫真のサスペンス長編小説。
BookLive評価★3.5(個人的には4?)
かつて、能登の断崖に消えた“百舌”は復讐を誓い、北朝鮮の工作員として、日本に潜入した──。
稜徳会病院で起きた大量殺人事件は、明確な理由もなく突然の捜査打ち切りが発表され、背後に政治的な陰謀がからんでいるのではと、取り沙汰されていた。
捜査に当った倉木尚武警視は、大杉良太警部補、明星美希部長刑事などと共に闇に葬られようとする陰謀を執拗に追う。
息もつかせぬサスペンス長編小説。
BookLive評価★3.5(個人的には4?)
警察官が関連する事件が続発した。
麻薬密売を内偵中の特捜隊の警部補とその同僚の巡査部長が射殺され、麻薬吸引者の元警察官に婦人警官が刺殺された。
何か巨大な陰謀が警察内部で進んでいる模様である。
警察庁特別監察官・倉木尚武が乗り出し、執念の捜査を開始する。
そして“ペガサス”という名の謎の人物にゆき当たるが…。
BookLive評価★3.5(個人的には4?)
元刑事が殺された。後頭部を千枚通しで一突き。
伝説の暗殺者、百舌の手口だ。
闇の彼方から百舌が帰還したのか?
それとも、警察の汚濁に基づくあの事件を知っている者が始末されていくのか?
いまわしい記憶に怯える女刑事・倉木美希の前に第二の殺人が起こる!
野に下った大杉良太も友のために立ちあがる。
警察の腐敗を告発し、サスペンスの極限に挑む大ヒットシリーズの長編作品。
BookLive評価★3.5
暴力団員が殺され、拳銃や麻薬が奪われる事件が相次いで起こった。
巻き込まれた私立探偵・大杉良太は「ノスリのだんな」と呼ばれる犯人を追い始める。
一方、特別監察官の倉木美希は、警察内で派手な異性関係の噂がある美人刑事を、要注意人物としてマークしていた。
妖艶でしたたかな女――。
彼女と暴力団の事件は意外な繋がりを見せ、巨大な陰謀が姿を現す……。
好評「百舌シリーズ」第5弾。
BookLive評価★3.5
人質を楯に、身代金を奪った犯人は、厳重な包囲の中で、ビルの9階からエレベーターに乗り込んだが、1階についた時には消えていた!
その頃、近くのマンションで、右翼の大物が何者かに射殺された。
“2つの事件は関連するものなのか?”
居合わせた警視庁公安刑事・桂田の暗い瞳が光った。
彼は、2年前に妻子に逃げられ、それ以後、人が変わったといわれる。
その凄腕に更に磨きがかかり……。
BookLive評価★3.5