パニック障害で苦しんでいる人が大勢いる。
だから、私が体験したことを正直にそのまま書いてほしい…。
そんな風に、本のお話をいただきましたがすぐにはやってみますとお返事できず、迷いました。
それまでも何度か、雑誌やテレビ番組で私のパニック障害を発表してきましたから、病気を隠したかったのではありません。
ためらったのは、記事を見たたくさんの方からメッセージが届き、私のブログがパンクしそうになって反響の大きさに驚いたからです。
人ひとりの体験談が、こんなにも影響を与えてしまう…という事実が少し怖くもありました。
たった今、パニック障害で苦しんでいる人やその家族が日本のあちこちにいることは実感できたけれど、心と体、両方にかかわる問題なのだから、私の言葉が誰かを傷つけてしまうこともあるかもしれない…。(はじめにより)
(BookLiveより)
BookLive評価★4.5