こんばんは。(^^♪
今日は、「個人事業者の確定申告」のテキストが完成しました。
今更って感じかも知れませんが、今年も申告期限が4/15まで延長されたということで、まだまだ、申告準備には時間がたっぷりあります。
青色申告決算書も確定申告書も国税庁のサイトで作成する内容です。
エクセル等で収入の合計や経費の科目別の合計が求めてあったりすれば、特に、会計ソフトが無くても国税庁のサイトで作れちゃいますよ~!という内容です。
ちなみに、みんチャレチームで、「スマホで確定申告ができるんですか?」と、ご質問をいただいたのですが、できます。
「青色申告は、難しそうだから、今年も白色にするわ~」ということでしたが、青色申告はちっとも難しくはありません。
「正規の簿記の原則に則って」などという表現があるかと思いますが、要は、複式簿記によって記帳しなさいよ!というものなんですね。
「複式簿記って何ぞや?」というと、単式簿記と比較してみると分かります。
単式簿記は、例えば、「現金が増えました」、「現金が減りました」などの結果だけを記帳する方法ですが、複式簿記は、「現金が増えました。その理由は?」などのように、原因と結果の両面から記帳することになります。
例えば、「商品を売り上げたから現金が増えた」というように処理する訳です。
簿記学習者の方にとっては、至って簡単なことなんですが、
「現金」という資産が増えたから、借方(左側)に「現金」と入力し、
「売上」という収益が増えたから、貸方(右側)に「売上」と入力する。
という感じですね。
そうすると、次のような仕訳が成り立ちます。
現金 10,000 / 売上 10,000
でも、簿記未学習の方にとっては、これが、既に難しい。
「資産って何?」「借方とか貸方って何?」ってなるんですよね。
これ、当たり前のことなんです。(;^_^A
でも、会計ソフトを使えば、単式簿記で現金出納帳に入力する感じで、現金出納帳を開き、現金の増加のほうに金額を書き、相手科目と言われるところで「売上」を選択してやれば、簡単に上の借方と貸方に振り分けた仕訳(いわゆる、複式簿記)ができてしまうのです。
ただ、税務署に青色申告をしますという申請をしておかないとダメなので、来年の申告からは青色申告にしようかな?と思われる方は、3/15までに「青色申告承認申請書」というものを出しておいてください。
本当は、開業時に一緒に提出をしておくと良いので、これから、開業しようと思われている方は、開業届と同時に提出しておかれるのがおススメです。
会計ソフトのご指導は、MS-DOS(エムエスドス)の時代からしていましたから、1990年にWindows3.1が爆発的に売れたということが書かれていることから、それ以前ということで、198?年から会計ソフトの講師をしていたことになります。
もう、30年以上になりますね。
MS-DOSの時代におススメだった会計ソフトは、Windows版になってから、大企業向けも中小企業向けもイマイチになってしまいました。
その後、人気を博しているのが「弥生会計」 というソフトです。
MS-DOSの時代に大企業向けで最も人気があったソフト会社も買収し、圧倒的な強さを誇るようになりました。
個人事業者向けには「やよいの青色申告」という廉価版があります。
1万円ちょっとで購入できますし、1度購入すれば、ずうっと使い続けることができますので、こちらをお求めになることをお奨めします。
古いVersionのソフト(例えば、最新Versionは「21」ですが、「20」)で確定申告書を作成しようとすると、「今年のフォームは違うかも知れませんよ」みたいな警告が出ますが、全然気にする必要はありません。
ここで、国税庁のサイトへ移行すれば良いだけのことなんです。
エクセル等で集計するより、会計ソフトで入力するほうがはるかに楽!ということから、1度ソフトを購入しておくと良いという訳です。
30年以上前からということで、私の得意分野の1つですので、ご質問等がありましたら、お気軽にどうぞ♪
一時期、クラウド版が楽で良いかと思って乗り換えたことがありますが、クラウド版は、当然ですが、毎年ソフト代を払い続けないといけないので、勿体ないです。
それと、MFクラウドというソフトを使用していましたが、やはり、弥生会計には遠く及びませんでした。
あ、これもできない、あれもできない。と不便さを感じることが多々あります。
ここが面倒、あそこが面倒!と、他の会計ソフトをいくつか知っているだけに、余計に不便さを感じるようになりました。(;^_^A
Freeeというソフトは、それ以前の問題で、非常に使いづらいです。
他にも、無料でソフトを提供するから、使用してテキストを作って欲しいとお声を掛けていただいたこともありますが、社長様のお人柄は素晴らしくても、やはり、ソフトも自分が自信を持ってお薦めできるものでないと厳しいです。
別件ですが、日商簿記2級応援は、2/27をもって終わらせていただきましたので、
現在、日商簿記2級のご質問等はお受けしておりません。
よろしくお願いいたします。
本日の自己啓発(Excel VBA)
本日は、第2章「マクロの編集」をやりました。
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