標準原価計算(第5回第4問&第10回第5問)

こんばんは。(^^♪

今日は、年末大掃除と新年用のお買い物、管理している別チャレンジにそれぞれ、新しいお仲間が加わったので、そちらの応答等で遅くなりました。

 

既に終わっている方が2名おられるので、先ず、第5回だけ公開します。

 

 

第5回第4問

 

上の画像は、問題から判断できる数値を記入した状態です。

 

設問1

仕掛品勘定がパーシャルプランで書かれているということで、仕掛品勘定の貸方に各費目の差異が記載されており、借方の実際額から差異を控除すれば、標準額は簡単に求められるかと思います。

ということで、設問1は良いでしょうか?

 

設問2

当月完成70,400,000÷原価標準64,000=1,100個

売価:111,000×1,100×1/2=

原価:70,400,000×1/2=

で、販売利益は求められると思います。

 

設問3

上の図の面積を求めます。

 

設問4

上の図の面積を求めます。

 

設問5

図の描き方が、まだ理解できていないようですので、図の描き方から説明します。

  1. X軸とY軸を描きます。
  2. X軸と平行に途中に横線を描きます。(固定費の線)
  3. 2で引いた線から斜め右上がりと右下がりの線を描きます。
  4. X軸から縦に3本の線を描きます。
    その際、真ん中の線を一番高い位置にします。
  5. 3で描いた線の下に、標準、実際、基準(予算)とメモします。
    高校生の子は、頭文字を取ってヒ・ジ・キと覚えているようです。
    それぞれの時間をメモします。
  6. 一番高い線に実際額26,000,000を記入します。
  7. X軸と平行にそれぞれの線が交わる位置で横線を描きます。
  8. その領域に、上から順に、ヨ・ノ・ノ・ソとメモをします。
    予算差異、変動費能率差異、固定費能率差異、操業度差異の頭文字です。
  9. 標準の線に、標準配賦額24,000,000を記入します。
  10. 後は、資料から分かる数値をそれぞれ記入します。
    変動費能率差異:△560,000
    操業度差異:△640,000
    標準時間:8,000(労務費と同じ)
    実際時間:8,400(労務費と同じ)

ここまで記入できたら、不明な数字を計算します。

  • 変動費配賦率:8,000-8,400×(  )=△560,000から1,400
  • 固定費配賦率:製造間接費の配賦率3,000-1,400=1,600
  • 基準時間:△640,000÷1,600=△400→8400-△400=8,800
  • 固定費能率差異:(8,000-8,400)×1,600=△640,000
  • 予算差異:実際額の線で、上から順に長さを足していく。
    560,000+24,000,000+640,000+640,000=25,840,000
    25,840,000-26,000,000=△160,000

問題集の解説は読んでいないので、これで、分からないようでしたら、遠慮なく質問してください。

 

 

第10回第5問

上の図は、問題文から分かる数値だけ書き込んだ状態です。

ここから、不明な箇所を順にクイズでも解く感覚で解いて行きましょう。

 

その前に、図を描く段階で大切なのは、「能率差異は変動費のみからなる」という但し書きです。

これにより、固定費の能率差異として分析する部分は、操業度差異として求めるということだけ、理解しておいてください。

 

では、クイズを解いて行きましょう!

 

月初及び月末仕掛品がないということから、完成量=投入量です。

 

4,800個完成しているので、投入量も4,800個です。

 

問1

原価標準22,800×投入量4,800=109,440,000

 

問2

標準額109,440,000-実際額(60,122,400+21,999,600+31,077,000)

=△3,759,000

 

問3

標準数量:4×4,800=19,200個

実際単価:60,122,400÷19,270=3,120円

これで、後は求められるかと思います。

 

問4

標準時間:0.6×4,800=2,880時間

実際単価:21,999,600÷2,910=7,560円

これで、後は求められるかと思います。

 

問5

変動費配賦率:18,000,000÷3,000=6,000

固定費配賦率:13,500,000÷3,000=4,500

標準時間:2,880時間(労務費と同じ)

実際時間:2,910時間(労務費と同じ)

これで、求められるかと思いますが、どうでしょうか?

念のために、次のようになります。

能率差異:6,000×(2,880-2,910)=△180,000

 

参考までに、その他の金額は、次のとおりとなります。

標準配賦額:(6,000+4,500)×2,880=30,240,000

操業度差異:4,500×(2,880-3,000)=△540,000

予算差異:(6,000×2,910+13,500,000)-31,077,000=△117,000

 

終わった~!

まだ、他のチャレンジが残っているので、頑張りま~す。

実際に解説を読みながら、同時に図を描いて、確認してくださいね。

読むだけじゃだめですよ~。

 

 

明日の予定

第12回第5問

第1回第5問

 

 

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