網羅型第6回第1問(仕訳)

学習予定表を作ってみました

こんばんは。(^^♪

高校生の子用に、今日から1/15までの予定を立ててみました。

少し予定を変更しまして、各問対策を先にまとめて行い、一通り終わったら、各回の5問分を時間を測ってやってもらおうと思います。

 

一応、下からもダウンロードしていただけるようにしましたので、よろしかったら、ご利用ください。

この予定に沿って、解説を書いて行きます。

 

備考欄には間違った問題の番号その他をメモしていただければと思います。 

ダウンロード
12/17~1/15の学習予定表
schedule.pdf
PDFファイル 119.5 KB

第6回第1問

(1)法人税等の計上と税効果会計

1行目を読んだら、欄外に「150,000」とメモをします。(当期純利益)

更に、「+30,000」とメモをします。(損金不算入)

2行目を読んだら、「30%」とメモをして、貸方に「未払法人税等」と書きます。

3行目を読んだら、貸方に「仮払法人税等 30,000」と書きます。

 

ここまで、問題文を読みつつ整理したら、次に税額を計算します。

当期純利益は150,000ですが、損金不算入分が30,000あるので、合計180,000に税率30%を掛けます。

(メモがしてあるから、すぐに計算できるし、見直しの場合も早く見直せる)

金額が求められたら、借方に「法人税、住民税及び事業税」と「その金額」を書きます。

後は、差額で、「未払法人税等の金額」を書けば完成です。

 

解答の貸方の上下は気にしなくても、全然、問題ありませんが、慣れてきたら、自然に、2行目の段階で下に書きたくなると思います。 

 

 

(2)有価証券の購入

1~2行目まで読んだら、借方に「売買目的有価証券」と書き、欄外に「0.96」と「+100,000」とメモをします。

それから、売買目的有価証券の金額を計算し、書き入れます。

1行目の最後から2行目を読んだら、借方に「有価証券利息」と書き、欄外に「2%」、「4/1~8/24」とメモをします。

3行目を読んだら、貸方に「当座預金」と書きます。

次に利息の計算をして、有価証券利息の金額を書きます。

最後は、2つを合計して、当座預金の金額を書きます。

 

これで、1つ目の仕訳が完了です。

 

有価証券利息は、収益の科目ですが、それまで保有していた人に保有期間の利息を支払うために、一時的に借方に発生します。

次の利払日になれば、当社が半年分受け取るので、問題ないですね。

 

 

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少し、問題から外れます。

最近は、日付が計算できる電卓もあるようで、試験会場への持ち込みもOKです。

日付計算が苦手という方は、そういう電卓を購入されても良いかもです。

高校生の子は、そういう電卓を使っています。

まあ、4月30、5月31、6月30、7月31、8月24と考えながら、足して行けば良いとは思いますが…。

 

高校生の子にも話したのですが、ここで、ワンポイントアドバイス!

本問の日数は合計すると146日になるかと思います。

日割計算をする場合は、大抵73日か146日で出題されます。

理由は、365の約数だからです。

365で割るから、割り切れないと困りますからね。

73は365の1/5だし、146は2/5と覚えておけば、計算も簡単です。(^^)v

たま~に、金額のほうが3,650,000とか、730,000などの365で割れる数字になっていて、日数がバラバラということもあります。(意地悪な出題者や!(笑))

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4行目を読んだら、借方に「子会社株式」と書き、欄外に「400×2,000」とメモをします。

更に、貸方に「現金」と書きます。

5行目を読む前に、恐らく子会社株式だろうと予想が付くかと…。(笑)

最後に計算をしたら、貸借に金額を書きます。

 

これで、2つ目の仕訳も終わりです。

1つ目と2つ目の仕訳は、少し空けておく方が見栄えが良いですが、採点時は、借方が3つ、貸方が2つ繋がっていても、一切問題はありません。

 

  

(3)電子記録債権の割引
1行目を読んだら、貸方に「電子記録債権及び金額」を書きます。

2行目を読んだら、借方に「電子記録債権売却損」と「当座預金及び金額」を書きます。

最後に、売却損の金額を計算して書けば終わりです。

 

手形の割引同様に、電子記録債権も期日前に換金したら、割引料は「売却損」で処理を行います。 

 

 

(4)手形の更改
1行目を読んだら、手形の更改か~と判断ができると思います。

欄外に「350,000」とメモをしておきます。

 

他社が振り出した手形なので、当社にすれば、受取手形

ということで、借方にも貸方にも「受取手形」と書きます。

借方の受取手形は、新手形の増加を表し、貸方の受取手形は旧手形の減少を表すことは、お分かりかと思います。

2行目の終わりから3行目を読んだら、借方に「現金12,000」、貸方に「受取利息12,000」と書きます。

これで、新手形には利息は含めなくても良いことが分かったので、最初の仕訳の貸借に同じ金額を書きます。

 

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少し、問題から離れます。

昨日のみんちゃれに、科目指定に「営業外支払手形」が無かったら「支払手形」と書いちゃうところでした~という投稿がありましたが、「営業外」と付くように、営業上の手形と営業外の手形は、区別をします。

営業上とは、本来の営業活動(売上や仕入)から発生する手形で、「受取手形」や「支払手形」で処理します。

それ以外の本来の営業活動以外の活動(有価証券や固定資産の購入や売却等)で発生する手形は、頭に営業外を付けます。

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(5)減価償却(生産高比例法)
生産高比例法と来たら、頭を単純にして、当期の走行量と総走行量さえ見れば良いということを押さえておきましょう。

1行目を読んだら、「900,000」とメモをします。

2行目を読んだら、「30」とメモをします。

残存価額0は、今は当たり前なので良いとして、間接法は頭に入れておきます。

3行目を読んだら、「2」とメモをします。

 

後は、計算と仕訳です。

計算も仕訳も簡単なので、省略します。

 

「前期末までの・・・12万km」などの言葉には、「ふっふ~ん!引っ掛からないよ~だ!」と無視をしましょう。(笑) 

 

 

ではでは、引き続き、頑張ってください。\(^o^)/

 

 

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