こんにちは。(^^♪
本日は、工業簿記個別問題の最後、本社工場会計22-5です。
解答は、問題集にも当然ありますが、解答を見ながら、説明したほうが分かりやすいので、解答も作ってみました。
(1)いわゆる、「外注加工賃」のことですね。
外注加工賃は、直接経費に該当するので、借方は「仕掛品」にしています。
(2)借方は、(1)と同様です。
「未払金」は本社にある勘定科目なので、貸方は「本社元帳」になります。
(3)減価償却費/減価償却累計額
となる仕訳ですが、何れも使用できる科目にありません。
減価償却費は、間接経費に該当するので、借方は「製造間接費」です。
減価償却累計額は、本社にある科目なので、貸方は「本社元帳」になります。
(4)福利厚生費/本社
となる仕訳ですが、使用できる科目にありません。
福利厚生費は、間接経費に該当するので、借方は「製造間接費」です。
貸方は、「本社元帳」ですね。
金額は、本社が3/5負担とあるので、工場は259,000×2/5となります。
(5)売掛金/売 上
製 品/仕掛品
と、通常は仕訳をする内容ですが、1つ目の仕訳に使う科目は、何れも本社にあるため、工場では仕訳は不要です。
2つ目の仕訳ですが、「製品」勘定がない場合は、ダイレクトに「売上原価」で処理します。
売上原価も本社にある勘定科目なので、借方が「本社元帳」となる訳です。
問題集に書かれている解説に、更に補足を加えてみました。
ご参考にされてください。
明日から、いよいよ、過去問題に入ります。
1回分(2時間分)を2日に分けて書いていく予定です。
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