こんばんは。(^^♪
今日は、疲れたのでサボろうかと思ったのですが、みんチャレ(日商簿記2級応援チーム)オーナーの自分がサボっちゃいかんだろう!ということで、書かせていただきます。
決算手続きの単元は、3級のように、ほぼ確実に精算表が出題されるということは、先ず、ありません。
どちらかというと、損益計算書か貸借対照表などが出題されます。
そこで、大切なのは、いつも、仕訳をする度に、この科目は、損益計算書や貸借対照表のどの部に記載するのかということを意識することだと思います。
決算修正仕訳を行って、精算表を完成させて、当期純利益が一致した~と喜んでも正直、殆ど意味がないので、時間がない方は、精算表の作成は省略しましょう。
決算修正項目の仕訳がスラスラできるか?
それらの科目は、損益計算書や貸借対照表のどの部に記載するか?
それだけ考えて、次の問題に移れば良いかと思います。
この中で、高校生の子に質問された内容を2つご紹介しておきます。
Q.売上債権って何?
A.2級の場合は、「売掛金」と「受取手形」だと考えれば大丈夫です。
厳密に言うと、もう少し詳しい説明が必要になりますが、それは、1級の範囲になるので、現段階では考えなくても大丈夫です。
Q.借入金って短期と長期に分けないといけないの?
A.貸付金や借入金は、1年基準(ワンイヤールール)によって、決算日の翌日から起算して1年以内に回収日(支払日)が到来するものは短期、1年を超えて到来するものは長期になります。
短期貸付金は流動資産、長期貸付金は固定資産の投資その他の資産に記載します。
短期借入金は流動負債、長期借入金は固定負債に記載します。
ちなみに、「当座借越」や「手形借入金」の科目も、貸借対照表に記載する場合は、「短期借入金」になります。
理由は、当座預金残高を超えて小切手を振り出した場合に使う科目が「当座借越」でしたが、当座預金に入金すれば、「当座借越」からなくしますので、まさか、1年も超えて借越のままなんてことはないからですね。
借用証書によって借り入れる「借入金」に対して、手形を振り出して借り入れた金銭が「手形借入金」でした。
こちらも、考えていただくと分かるように、手形の期日は、2ヶ月とか3ヶ月が普通です。1年を超えるような手形は振り出さないですよね?
ということで、「当座借越」も「手形借入金」も「短期借入金」として、流動負債の部に記載する必要があるので、気を付けましょう。
本日は、この2つで、また、質問を受けたら、ご紹介させていただきますね。
明日も、ちょっと時間が潰れる予定が入っているので、遅くなるかも…。
私も、頑張ってブログを書いているので、学習中の方も頑張ってくださいね。
ではでは、みんチャレにリンクだけ張って、お風呂へ行って来ま~す。
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