昨日の問題と解答
1.直接材料費に該当するものを列挙してください。
2.直接経費に該当するものを列挙してください。
3.直接工の手待ち時間は直接費?間接費?原価の対象外?
4.直接工の段取り時間は直接費?間接費?原価の対象外?
5.今月の費用及び収益が問題に記載のあるものしか発生しなかったとしたら、
月次損益勘定の差額は何を示しますか?
6.月次損益勘定の差額は、何勘定に転記しますか?
1~6に該当する部分は、Quizletに作っておきました。(^^)v
特に、1と2は、絶対に押さえておいてください。
たった4つだから、確実に覚えましょう!
ちなみに、「段取り時間」は良いとして、「手待ち時間」というのは何か?というと、次の作業に移りたいのに、まだ、必要な材料が届かない、前の工程の作業が終わっていない、などの場合、仕方なく待たないといけません。そういう時間です。
これは、工員の責任ではないので、原価に算入しますが、製造間接費となります。
7.次のアレンジ問題のカッコ内に適当な金額を入れてください。
以下のようになりますね。
簡単な仕訳でも、自分が今どの段階をやっているか、全体像を把握しておくことは、とても重要になります。
そうでないと、木を見て森を見ず!になり、資格を取得しても役に立ちません。
月初は、問題文からは判断できないので、仕掛品も製品も「0」だったとみなしています。
販売費及び一般管理費以降も同じく「0」とみなしています。
工業簿記3-2(材料費)
説明は何も要らないですね。
材料費の分類を思い出しておいてください。(「費」は省略します)
・主要材料(素材・原料)
・買入部品
・補助材料
・工場消耗品
・消耗工具器具備品
上の2つが直接材料費になりますね。
例として、専門学校では次のように例を出して説明していました。
絵が下手なので、学生が見かねて、黒板に絵を描いてくれました。(笑)
勤務先は、高卒生対象の2~4年制の専門学校でした。
自動車製造会社だとします。
・主要材料(ボディーの部分の鋼材)
・買入部品(タイヤ)
・補助材料(補修用の材料等/当時はなかった)
・工場消耗品(軍手や工場の電球など)
・消耗工具器具備品(スパナやドライバーなど)
当時は、主要材料ではなく素材で、補助材料ではなく燃料でした。
残りの3つは、昔から変わっていません。
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