日商簿記2級(工業簿記)1-1の解説

おはようございます。(*^^*)

ここは、必ず問題にチャレンジしてからご覧ください。

やってみると、ものの1~2分で終わるかと思います。

 

ちなみに、本問の解説のみを求める性急な方もおられるかと思いますが、1つの学習をする度に、全体を把握する(自分は今どの段階の処理をしているのか?)ことは、非常に重要です。

 

普段から、こういう習慣にしておかないと、部分的な問題が解けても、実力は伸びて行きません。

早く、本問の解説をしろ~!と思われる方もあるかも知れませんが、読むのも5分とかからないので、じっくり読んで、書いてあることを理解してください。

 

先ず、工業簿記の範囲である製造業と、商業簿記の範囲である商品売買業等との違いを理解しましょう。

製造業は、自社で製品を作るために、その原価がいくらになるかを計算する必要があります。(商品売買業は仕入れてきた商品を売るだけ)

 

そのために、P/L(損益計算書)を作成する前に、C/R(=コストレポート=製造原価報告書)を作成する必要があります。

 

このC/Rに記載される内容が、本問の「1」の答えになります。

製造原価報告書が完成したら、損益計算書を作成します。

損益計算書のフォームは、覚えましたか?

これは、しっかり覚えておいてください。

このⅢの「販売費及び一般管理費」の部に記載されるものが、本問の2の販売費と3の一般管理費になります。

 

こういう問題を、先ず、瞬間的に答えていくなら、「工場」と付いたら1番の製造原価です。他に、「製品の原料消費額」などのようなものも1番です。

 

次に、「営業所」と付いたら、2番の販売費です。

営業所というのは、商品や製品を販売するための事業所ですから…。

学生さんなどには分かりづらいかも知れませんが、「営業所」と付かなくても、「新製品発表会の費用」というのも、製品を販売するための費用なので2番です。

 

最後に、「本社」と付いたら、3番の一般管理費です。

 

まあ、ザクっとですが、こんな捉え方をしても概ね大丈夫ですので、こんな問題にも対処できるようにしておいてください。

 

一応、ザクっと解答してから、時間があれば、1つずつ内容を確認して、間違いがないかチェックしてください。

 

 

ちなみに、本問題集の解答用紙は、TAC出版よりダウンロードできます。

リンク先の大きく分けて、下から6つ目の741.2KBというサイズのものです。

圧縮されている(冷凍して小さく固っているイメージ)ので、ダブルクリックすると解凍(レンチンで溶かすイメージ)という作業が行われて、使えるようになりますよ。(*^^*)

「6160a.pdf」というファイルになったら、印刷して利用しましょう。

 

本日の予定は、たったこれだけなので、まだ、問題集が入手できない方でも焦る必要はありません。

ご自分の学習の続きを進めてください。

 

 

 

ランキングに参加しています。

励みになるので、よろしかったら、ポチっと2つクリックしてくださいね。

 

にほんブログ村 PC家電ブログ パソコン教室・サポートへ