先ずは雑談(読み飛ばしても結構です)
こんばんは。(^^♪
今日は、直接原価計算の4問を解いてもらいました。
いよいよ、夏休みも明日で終わりだそうで、とりあえず、今日が最後です。
ちなみに、昨日のブログで書き忘れましたが、損益分岐点分析は、「公式丸暗記をしなさい」と指導される先生もあります(私が社会人対象の専門学校で習った先生も、そのように指導されました)が、どちらかというと、文系より理系頭なので、公式丸暗記とか大の苦手です。(;^_^A
そこで、2級を習っているとき(2時間?/回×週4×2ヶ月で受験)に、自分で考えたのが、上の図なのです。
自分で考えながら、この図は理に適っているはずだと思って、問題を次々解いてみたら、全て正解できたので、この図は妥当なんだと納得しました。(笑)
当時も、工業簿記では直接原価計算が一番難しいと先生に言われていましたが、上の図のお陰で、私の得意分野になりました。
上の解答・解説の問題です
今日でプリント等を持ち帰ったので、問題が手元にないのですが、解答や解説から問題を思い出して書いてみたいと思います。
問1 変動費率を求めなさい。
これは、変動費÷売上高で求められますね。
問2 損益分岐点の売上高を求めなさい。
昨日書いた説明のように、連立方程式で考えます。
「方程式」と聞いて、頭が痛くなる人は、そんな言葉は無視してください。
本問の場合、昨日と違って、1個当たりの売価や変動費が分かりません。
そこで、元になっている地点(右端)を「1」とすると、損益分岐点は「0.?」の地点になるはずだと考えて、数式を考えます。
その結果、0.85・・・(割り切れない)の地点が損益分岐点と分かります。
それに、売上高の7,000,000を掛けてやると、5,999,999・・・と求まります。
その結果、6,000,000だろうと判断できます。
もし、この計算が嫌なら、
3,780,000×7,000,000÷4,410,000と、先に売上高を掛けておけば良いですね。
そうすれば、キッチリ6,000,000と求まるはずです。
ただ、いろんな解き方をすると、頭が混乱するといけないので、上のような解き方で良いと思います。
問3 次期の目標営業利益を1,260,000とした場合の売上高はいくらか?
そんなような問題だったと思います。
昨日の計算同様に、営業利益は固定費に加算して考えてやれば良いですね。
こちらも、途中で端数が出ますが、最終的にそれらしい金額が求まるはずです。
問4 売上高が7,500,000だった場合の貢献利益と営業利益を求めなさい。
(だったかな?)
売上高から変動費を引いたものが貢献利益になるので、売上高に変動費率を掛けて変動費を求めています。
後は、売上高から変動費を引いています。
更に、固定費を引けば、営業利益が求まりますね。
問5 高低点法の問題です。
売上高と水道光熱費で、水道光熱費の変動費率を求める問題だったと思います。
売上高の最も高い月が8,190,000で最も低い月が6,690,000だったので、その差額1,500,000を求めます。
次に、その月の水道光熱費を見ると、高い月が1,054,000で低い月が1,018,000だったので、その差額36,000を求めます。
つまり、売上が1,500,000増えると、水道光熱費が36,000高くなるということになるので、36,000を1,500,000で割ってやります。
その際に、説明をしたのですが、例えば、電気代の場合、使用量が0でも100でも、基本料金が掛かり、後は使用量に応じて金額が増えていきます。
基本料金は固定費で、使用量に応じて増えていく部分は変動費になります。
こういった費用のことを「準変動費」というのですが、2級では、そんな言葉は覚えなくても大丈夫です。(;^_^A
高低点法の求め方だけ押さえておいてください。
余談(クイズレットの話)
ちなみに、夏休みの課題は、第1問と第4問、第5問のプリントだったようです。
ただ、第1問は全く面倒を見ていないので、理解できているのかどうかが分かりません。(;^_^A
ということで、月曜日頃に連絡をする予定をしていますが、第1問対策を2級初心者向けにクイズレットで作成する予定です。
そうすれば、スマホで、いつでもどこでも学習してもらえますから。
現在、作ってあるのは、受験直前用なので、見直してみたら、チト難し過ぎました。(;^_^A
また、できただけずつご案内をさせていただくので、こちらのブログをご覧くださってお勉強をしてくださっている方は、そちらも、是非、ご参考にされてくださいね。(^_-)-☆
雑談(高校と専門学校の話)
現在の対象は高校2年生の子で、1年の時に日商3級を取得して、2年になってから、2級の学習をしているようですが、クラスに3級が合格している人としていない人がいるため、先生も授業が難しいようです。
個人的には、先生の教え方をお聞きしていると、素晴らしい先生だなぁと感じているのですが、そういう複式の授業を何十名かのクラスで担当しなければいけない現実があり、先生も大変だなぁと思います。
授業中は、先生を信頼して、しっかり、授業を受けると良いですね。(*^^*)
家庭教師や塾は、あくまで学校の補佐です。
ちなみに、自分自身も高卒生対象の専門学校の講師時代に複式授業の難しさを体験しているので、すご~く分かります。
最悪の学校の場合は、3級から1級までを同じクラスで担当しました。
オープンキャンパスの時期のようですが、専門学校の名前が有名だったり、学校案内などのうたい文句が素晴らしくても、丸っと信用はしないで、必ず、卒業生や在校生などに感想を聞いてください。
学校案内には、こんな学習ができます、こんな資格が取得できます、と書かれていますが、理想と現実は異なりますから…。(;^_^A
大学もそうですが、2~4年間通って、高い授業料を納めて遊んでいただけってことになりかねません。
自分の夢があるなら、夢に向かって進むことができる学校を確かな目で探すことです。
自分自身が最後の勤務先と思って選んだ専門学校は、学生に講師を評価させるという点で賛否両論がありましたが、学生の目は厳しいので、良い講師ばかりが残ることになり、良いのでは?と思っていました。
評点が悪い講師はどんどん解雇されますので、良い講師だけが残り、それなりの信頼度があると思います。
もし、自分の子や孫を通わせるなら、そういう学校を選択します。
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