原価計算初級(17)損益分岐点分析3

こんばんは。(^^♪

あっという間に、週末ですね。

お教室も6月から再開されるところが多いようで、少しホッとしますね。

 

テキストや課題作りでバッタバタですが、休日には、何とか「持続化給付金」の申請手順がまとめられると良いなぁと思っているところです。

 

今日も、先ほどまでお仕事でしたので、日付が変わってしまわないうちに、昨日の解答と解説だけ書かせていただきます。

 

いきなり、端数の出る問題で失礼しました。(;^_^A

テキストに表すときは、ちゃんと、割り切れる数字に直します。

 

自分自身も今解いてみたのですが、解答は、上のようになりますね。

(1)300,000+200,000+300,000=800,000

(2)(500+350)×1,500=1,275,000

(3) Ⅰ 売上高 2,250,000←1,500×1,500

   Ⅱ 変動費 1,275,000

    貢献利益  975,000

   Ⅲ 固定費  800,000

    営業利益  175,000

(4)975,000÷2,250,000≒0.433

(5)何れ2級を受験予定の方も図を描いて考えられると良いです。(図参照)

(6)低下する(図参照)

(5)を考えるときは、上のような図を描いてみます。

仮に、損益分岐点の来客数をX人とします。

そうすると、

青の線(収益線)は、Y=1,500Xになります。

赤の線(費用線)は、Y=850X+800,000になります。

この2つの式を解けばX(損益分岐点の来客数)が求まることになります。

1,500X=850X+800,000

650X=800,000

X=1,230.76・・・となります。

まあ、四捨五入して1,231人というところでしょうか?

とりあえず、端数処理をしないままの人数に1,500円を掛けると、1,846,153.8と求められると思います。

 

要は、お客様が1,231人お越しになると、とりあえず、損でも益でもなくなり、その場合の売上高は1,846,153円になるということですね。

 

(6)も、同じ図を描いて、青い線の傾きだけ1,800円にします。

Y=1,800X

Y=850X+800,000

1,800X=850X+800,000

950X=800,000

X=842.1・・・

Y=1,800×842.1・・・=1,515,789.4となります。

 

まあ、費用は変えずに客単価だけ上げるなら、当然、損益分岐点は下がりますね。

 

明日は、割り切れる数字で考えてみましょう。

割り切れない数字で失礼しました。

まあ、実務は割り切れませんから…。

と、言い訳です(;^_^A

 

 

 

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