こんばんは。(^^♪
お陰様で熱は下がり、体調も問題ありません。
ということで、初級の続きに行きたいのですが、その前に…。
簿記初級だけではなく、どうしても、実務も絡めてお話をさせていただきたくなるので、今日から、「簿記」のカテゴリと「パソコン教室」のカテゴリのバナーを張らせていただきます。
お手数をお掛けしますが、励みになりますので2つクリックしてくださいね。
パソコン教室経営者ではないのですが、パソコン教室経営者の方にもお役に立てばということで、そのカテゴリを選ばせていただきました。
他に適当なカテゴリがなかったので、申し訳ありません。
本日は、最近いただいたご質問に対して、自分はこんな風に処理しているというご紹介です。(これが最良という意味ではありません)
もう、確定申告は終わっていると思いますが、これからのご参考になれば…。
カード決済にしている取引を会計ソフトに取り込む場合の手順です。
ただし、オンライン版ソフトやスマート取引取込を利用しようとすると、毎年、サポート料金が発生しますので、一度、ソフトを購入したら、大幅な税法改正がされない限り使い続けられる方法なので面倒ではあります。(;^_^A
私は4社のカードを使っているのですが、一番使用頻度が高いカードの例です。
ここからは、Excelは多少使えるという方を対象に書かせていただきます。
1.カード会社のサイトにログインして、CSV形式でダウンロードします。
※たま~にCSV形式でDLできないカード会社もありますが、いまどき、何考えてんだろう?みたいな…。(;^_^A
銀行関連も、金額欄に「円」が入っていて、DLしてから全置換しないと、数値として使えないというところもあります。(;^_^A
Excelが使えない方は、お近くのパソコン教室へ…。(笑)
2.日付、摘要(ご利用店名及び商品名)、利用金額以外の列は削除します。
その際、利用金額の隣の列は勘定科目の列にしたいので、残しておきます。
3.残した列の項目名を「勘定科目」に変更します。
※分かれば、なくても良いです。
私は普段は入れていません。(;^_^A
4.不要な行も削除します。
5.「勘定科目」を入力します。
※ これは、個人用の通帳から引き落とされるので、個人利用は「個人」とメモしています。
※ 事業用の通帳の場合は、個人なら事業主に貸しているので「事業主貸」、法人なら役員に貸しているので、「役員貸付金」で良いでしょう。
ちなみに、学習簿記では、個人なら「資本金」ですね。(;^_^A
6.[Ctrl]+[*]で表全体を選択します。
7.そのまま、格子罫線を設定します。
8.項目行以外のセルを選択します。
※項目行も入れても良いのですが、毎月フォームが準備してあるので外します。
※勘定科目という項目を入れていただいたのも、分かりやすくするためだけです。
9.予め準備してある別ファイルに貼り付けます。
※シート名をご覧いただくとお分かりのように、シートコピーをしながら、フォームだけ翌月以降も利用しています。
合計欄は、もちろん、SUM関数が入れてあります。
10.続いて、データだけ選択して、ユーザー設定の並べ替えを利用して、勘定科目別にソートします。
もちろん、この手順は、コピペする前でも全然問題ありません。
11.後はステータスバーに合計が表示されるように設定しておいて、勘定科目ごとに金額欄のセルをドラッグして、ステータスバーに表示された合計額を会計ソフトに入力します。
※会計ソフトは、あらかじめ、伝票辞書(弥生会計)に登録しておいて、該当の科目の欄に金額だけ入力します。
私の場合は、月末付で合計仕訳をしています。
発生主義云々がありますが、必ずしも取引のあった日付でなくても、その月ごとの合計仕訳でも問題ないと思います。
それくらいは、税務署もうるさくないだろうと思います。
約30年、まだ、一度も調査に入られたことがないので、分かりません。(;^_^A
まあ、こんな小規模事業者で、なおかつ、現金取引が殆どない事業者には調査に入らんでしょう!と思っています。
教室経営をしているとき(現金取引が多く、本則課税=売上5,000万以上)でも、入られたことがありませんでした。
実家の経理を手伝った時も、私が経理をしてからは一度も入られませんでした。
実家の取引規模は何千万レベルじゃなく大きかったですが…。
上のカードの例なら、
雑費 500 / 役員借入金 [+]キーで合計入力
消耗品費 990
新聞図書費 2,279
通信費 4,655
のように仕訳をする訳ですね。
個人の分は、どうせ、元々個人の通帳なので何もしないわけです。
月ごとに発生する科目は異なると思うので、不要な行は、[Ctrl]+[Delete]で行削除を行い、行を追加したい場合は、[Ctrl]+[Insert]で行挿入を行います。
12.最後は忘れずに「F12」キーで伝票を登録します。
もっとデータが多ければ、ピボットテーブルを使います(ショップの売上データは、毎月、ピボットテーブルで処理)が、この程度の量なら集計行を挿入するまでもないし、もちろん、ピボットを使うほどでもないので、ステータスバーでの確認で十分です。
本来なら日付別に入力すべきでしょうが、月末に合計仕訳をしても、大きな問題にはならないかと思います。
ただ、期をまたぐ時は、もれなく当期分は当期に計上しないとダメです。
こんな感じで、実務では、こんな時は、どうすると要領よくやれる?みたいなご質問も遠慮なくお寄せください。(^_-)-☆
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