第1問
特に難しい問題はないかと思われます。
第2問
直接、元帳に記入していけるので、第2問としては短時間でできる問題ですね。
利率や利払日等は、各元帳の上部にでもメモをしておくと、いちいち問題に視線を移さなくても良いので、時短に繋がるかと思います。
第3問
連結会計ですが、未実現利益も期末だけですし、ダウンストリームだけで簡単な部類かと思います。
修正・消去記入欄は、ほとんど採点対象にならないので、本問の解説は、開始仕訳を過年度と合体した状態ではなく、支配時の仕訳、その後の仕訳とバラバラに記載してありますね。
例として、私の場合、利益剰余金の修正記入欄の借方の1行目は「35,200」としたのですが、解説は「30,000」と「4,000」と「1,200」に分けて書いてありますね。
行数が多いからかも知れません。(;^_^A
30,000:支配時の金額
4,000:X0年ののれん償却の分(80,000÷20)
1,200:X0年の当期純利益の非支配株主の分(60,000-24,000-30,000)×0.2
ただ、行数が多かったらバラバラ、行数が少なかったらまとめて、という書き方ではなく、ご自分で覚えやすいほうで、統一して覚えておかれると良いと思います。
第4問
個別原価計算
簡単な計算表を作成したほうがミスも少なく、計算も早いように思います。
「××」(掛けられる数を記憶する機能)がふんだんに使えますね。(笑)
第5問
組別総合原価計算
簡単な問題かとは思いますが、「先入先出法」の「度外視法」って、どんな感じの図を描かれますか?
今まできちんと描いたような記憶がないので、ちょっと、Excelで作ってみますね。
こんな風に、「完成」を「月初」の分で区切り線を引きます。
先入先出法なので、月初は全て完成に流れるからです。
次に「当月投入」分ですが、「減損」は度外視(無死みたいな意味ね)するので、原料費の場合、「完成」の2,450分(2,750-月初の300)と「月末」の500分に按分すれば良いことになります。
そうすると、月末は6,195,000×500/2,950=1,050,000となります。
同じように加工費も、完成の2,600(2,750-月初150)分と月末の200分に按分すれば良いことになります。
そうすると、月末は3,640,000×200/2,800=260,000となります。
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