商業簿記(連結会計)
こんばんは。(^▽^)/
いよいよ、今年最後の日になりましたね。
1日中大掃除で、かなり疲れていて、机に向かっても居眠りをしてしまいますが、我が家は、除夜の鐘とともに年越し参りをするのが恒例行事になっているので、その前に学習を済ませようと頑張っています。
問題21-1~21-5まで進みました。
時間が余ったので、21-6へ進もうかと思いましたが、21-6って1問で解答用紙3枚分もあるんですよね。(;^_^A
ということで、予定通りの21-5までにしました。
21-1~21-4は、主に仕訳だから模範解答で確認していただけば良いとして、21-5はスンナリできましたか?
既に修正記入欄に記入があるという珍しいパターンの問題ですが、修正記入から仕訳はイメージできましたか?
解説には仕訳は書いてないようなので、順を追って書いてみますね。
投資と資本の相殺消去
資本金当期首残高 | 650,000 | S社株式 | 650,000 |
利益剰余金当期首残高 | 350,000 | 非支配株主持分当期首残高 | 400,000 |
のれん | 50,000 |
のれんの償却
のれん償却 | 5,000 | のれん | 5,000 |
当期純利益の振り替え
非支配株主に帰属する 当期純利益 |
72,000 | 非支配株主持分当期変動額 | 72,000 |
配当金の修正
受取配当金 | 90,000 | 利益剰余金 剰余金の配当 | 150,000 |
非支配株主持分当期変動額 | 60,000 |
通常は、これらの仕訳を修正記入欄に記入しますよね。
その次に作成するのはどこだったかわかりますか?
損益計算書ですね。
損益計算書の修正記入欄は、合計線があるところで、合計を求めますね。
借方95,000 貸方0です。
更に、その次の合計線で合計を求めます。
借方167,000 貸方0です。
その後、連結損益計算書を仕上げていきます。
「諸収益」から「非支配株主に帰属する当期純利益」までは普通に横トータルを求めます。
通常の精算表と異なるので、加減算が難しく感じるかも知れませんが、「受取配当金」の例で見ると、「受取配当金」は収益なので貸方科目であり、修正記入欄は借方にあるので、差引0になるという考え方です。
「親会社株主に帰属する当期純利益」は、個別財務諸表の二重線を2行下までずらしたようなイメージで合計をしていくとわかりやすいです。
330,000+180,000-167,000+0=343,000
当期純利益はP社330,000とS社180,000を足しておいて、借方に167,000あるのでマイナスするという感じですね。
損益計算書ができたら、次に作成するのは株主資本等変動計算書です。
損益計算書で求めた「親会社株主に帰属する当期純利益」を株主資本等変動計算書の該当の欄に記入します。
後は、通常どおり、加算したり、減算したりします。
横トータルから見てみると、
資本金当期首残高は、貸方科目で、修正記入欄は借方にあるので、マイナスするということが分かると思います。
縦トータルは、合計線があるごとに、合計をしていけばOKです。
株主資本等変動計算書が出来上がったら、次は貸借対照表です。
「資本金当期末残高」→B/Sの「資本金」へ
「利益剰余金当期末残高」→B/Sの「利益剰余金」へ
「非支配株主持分当期末残高」→B/Sの「非支配株主持分」へ
それぞれ、借方の数字は借方へ、貸方の数字は貸方へ移記します。
後は、ほかと同様に縦トータルや横トータルを記入します。
当然ですが、資産合計と負債・純資産合計が一致すれば正しいということになりますね。(^_-)-☆
慣れるまで、何度もやってみられると良いと思います。
私も、最初は意味が分かりませんでしたよ。(;^_^A
工業簿記(標準原価計算)
問題19-5~19-9まで進みました。
標準原価計算は、大丈夫ですか?
19-5は、ごちゃごちゃ書いてあるけど、直接問題には関係ないので、読み飛ばしても良いと思います。
ただ、実務では、こういうこともあるということですね。
特に解説が必要な部分はないかなぁ?と思いますが、どうでしょうか?
こういう問題が出題されたら、無意識のうちに、材料費や労務費のボックスと、製造間接費の公式法変動予算の図が無意識で描くようになると良いですね。
もし、困られたら、以前の図を参考にしてくださいね。(^_-)-☆
では、良いお年をお迎えください。
これをご覧いただくときは、既に年が明けていますね。
来年も、ご一緒に頑張りましょう。\(^o^)/
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