この単元は、取り立てて書くほどの内容はないかと思います。
以下のフォームは、見ないでも書けるようにしておかれると良いと思います。
1級では、当たり前のように、1から書くことになります。
Ⅰ 売上高
Ⅱ 売上原価
売上総利益
Ⅲ 販売費及び一般管理費
営業利益
Ⅳ 営業外収益
Ⅴ 営業外費用
経常利益
Ⅵ 特別利益
Ⅶ 特別損失
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
当期純利益
学生が間違えやすかったのは、営業外損益は「収益」「費用」という表記なのに対し、
特別損益は「利益」「損失」という表記であることだったかな?と、記憶しています。
「法人税、住民税及び事業税」という表示の仕方は、最近の試験になってからですね。
長いけど、覚えておく必要がありますね。
P.27の表も頭に入れておいた方が良いと思います。
仕訳で使用する勘定科目と財務諸表に表示する際の表示科目の違いですね。
表示区分は分かるかと思いますが…。
ちなみに、P.10に記載されていますが、2019年から次のような表現に変わったようです。
問題を解くうえでは、特に何も問題はないですね。
ある意味、分かりやすい表現になりました。
- 収益・費用の繰延→収益・費用の前払い・前受け
- 収益・費用の見越→収益・費用の未収・未払い
また、消耗品に関しては、費用法と資産法がありましたが、費用法(購入時に全額費用として処理する)のみとなったようです。
これは、実務でも、微々たる消耗品を資産計上するのもなぁという感じですので、実務に即していて良いと思います。
当座借越については、期中は当座預金のみで処理し、期末に借越分を負債に振り替えるとされています。
これも、実務に即していて良いですね。
テキストには記載がないようですが、負債の科目は「短期借入金」になりますね。
この辺りは、3級の範囲なので大丈夫かな?
他に、同ページに記載してありますが、次の2点は、論点から削除されたようです。
- 売上値引き
- 繰越試算表の作成
工業簿記のテキストが届かないので、商業簿記を先行して進んでいます。
この単元は、解答用紙はありません。
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