日商簿記検定2級受験勉強仕切り直しの理由
こんにちは。(^▽^)/
色々考えたのですが、2019年11月17日に実施される日商簿記検定2級の受験はやめることにしました。
理由は模擬問題集その他をやっても、残念ながら、満点を取れることが少ないのです。
一応、全て合格点には到達するのですが、90点台とかが多く、そんな自分が許せません。(;^_^A
私は、過去に2回、日商簿記検定2級を受験したことがあり、1回目は、できても最後まで見直しをして2時間で退出し、満点合格でした。
2回目は、専門学校の講師をしていたときだったので、学生たちに「2時間の試験は1時間でできる実力ができるまで問題演習しないとダメだよ」と話していたら、学生たちに「だったら、先生が受験して1時間で出てきてみてよ~」と言われました。
そこで、「ヨッシャ~!1時間と言わずに、30分で退出して満点取れんかったら、先生やめるわ~!」と学生たちに約束して、岐阜県の大垣市で受験しました。
1名の男子学生が大垣市から通学しており、大垣市で受験することが分かっていたので、その学生を証人にするわね。と言いながら、大垣市で受験しました。
専門学校は名古屋でしたが、名古屋だと広すぎて、同じ部屋になるとは限らないため、大垣市にしたのです。
私の席は後ろのほうでしたが、学生が一番前の席でしたので、答案を試験官に提出するために前に進み、前のドアから退出しました。→もちろん、30分でね。(笑)
当時は、3級と2級の講師をしていたので、ダブル受験したのですが、共に30分で退出して、無事に満点合格できました。
学生も、しっかり証人の役目を果たしてくれました。
大垣市の商工会議所からは、主婦がダブル受験して共に満点合格ということで、記事にしたいから、インタビューを受けて欲しいとお電話をいただきましたが、「こういう立場の人間なので当然のことですので」と、お断りしました。
それから、ン十年?
現在の業務が忙しくて、現役の簿記講師からはかなり長期に離れてしまっていました。
そんな私が、今回、訳あって、日商簿記2級を再受験してみようと思い立ちました。
機会をくださった高校生のお嬢さんたち、ありがとうございました。(^_-)-☆
昔、受験した頃と比べると、会社法(旧商法)の改正等で試験内容がかなり変わっており、難易度もかなり上がっているということでした。
でも、生意気にも、テキストも購入せずに、問題演習だけ行えば良いだろうと、いきなり過去問題集や直前予想問題ばかりをやっていました。
自慢のようになりますが、私は日商簿記1級の全国統一模試でも1位を取ったことがあり、税理士試験の簿記論や財務諸表論の模擬問題でも、全国1位を取ったことがあるのです。
それくらい、簿記には自分自身、絶対的な自信がありました。
もちろん、努力に裏打ちされた自信で、そこまで自信を持つためには並みじゃない努力をしました。
元々、頭が良いほうではないので、人の2倍、3倍努力しました。(;^_^A
ただ、ここまでの学習で自分の実力が100%でなくなっていることを思い知らされました。
簡単に、3回目も満点合格できるだろうと、なめて掛かっていたのです。(;^_^A
「合格」の2文字が欲しいわけではなく、満点で合格しないと意味がない受験なので、中途半端に受験せず、今の自分の実力を自覚して、満点合格できるように仕切り直しをしようと決めました。
ということで、他にも色々と学習中ですので、無理のないペースで来年2月受験を目標に予定を立ててみました。
学習の過程で感じたポイントなどを綴って行こうと思いますので、2月受験を目指されている方、よろしかったら、ご参考にされてください。
テキストは、画像のテキストを使用させていただきます。
1日10ページ程度を目標にしましたが、多少の前後はあります。
なお、このテキストには解答用紙が提供されていませんので、学習の都度、Excelで自作予定です。
よろしかったらその用紙も自由にダウンロードしていただけるようにしますので、ご利用ください。
商業簿記2級テキスト(設例0-1)
3級のような簡単な問題ですが、問1~問4を20分の目標で解きます。
本試験を意識して、メモ的な仕訳を行います。(画像右)
こんな簡単な問題をやっている暇があったら「連結」の難問をやりたいと思われる方が多いでしょうが、急がば回れ!基本が重要!です。
これ以降は、恰好付けずに、自分自身の弱点もさらけ出して、書いていきます。
設例0-1は、テキストの7ページだけを見て、解きます。
途中の勘定記入その他は省略します。
ここで重要なのは、期首の再振替仕訳を忘れないことですね。(;^_^A
8ページ以降は、見ないでください。
私は忘れていて、問1の修正前T/B(トライアルバランスの略、試算表のこと)を作る段階になって、「前払家賃」を消去する仕訳を忘れていることに気づき、後から追加しました。(;^_^A
問題の解き方のコツなどが書かれている書籍の中には、仕訳はせずに、直接問題に数値のみ書き込んでいく方法も書かれていたりしますが、個人的には、本当に略式で良いので仕訳は書いたほうが良いと思います。
見直しの際に、数字だけでは、どの取引を仕訳して、その数字を書いたのかを探すのが苦労だからです。
「繰越商品」などは「く」だけでも良いし、「現金」または「現金預金」などは「C(キャッシュのつもり)」だけでも良いので、この段階で、自分なりのメモの仕方を決めてしまうことです。
後は、問1と問2は単純に集計作業をするわけですが、この段階で縦トータルは1発で合うように習慣づけます。
足し方は、下3桁省略(2,400なら2.4と入力)しても良いし、フルに入力しても良いと思います。
もちろん、下3桁が000だったら、当然、省略して入力します。
自分が間違えないやり方を確立することが重要です。
電卓の使い方(工業簿記の問題を解く際の使い方)などもオイオイ書いていきたいと思っています。
先生によっては、電卓を左手で叩くように指導される方もあるようですが、将来的にパソコンを使用する職業に就かれた場合に、電卓と同じ配列で利用できるテンキーはキーボードの右側にありますので、当然、右手で入力します。
外付けのテンキーを購入すれば良いとか、そういうツッコミは無しでお願いします。
一応、パソコン講師歴も25年程になります。(;^_^A
企業があなただけのために外付けテンキーを購入してくれるかどうか、それらも考え合わせると、敢えて、左手で電卓をたたく意味は殆ど無いように思います。
右手で鉛筆を持ちながら電卓を叩くこともでき、要は慣れです。
脱線しましたが、問3の損益勘定や繰越試算表が、後のP/L(プロフィットアンドロスステートメント・損益計算書)やB/S(バランスシート・貸借対照表)作成の土台になります。
P/LやB/Sは、外部報告目的がありますので、一般の方でも理解できるように、「仕入」が「売上原価」に変わったりするなどの点も重要ですね。(3級じゃないので今更ですが)
でも、この基本中の基本のたった1問でも、連結に関する問題を解く際の「繰越利益剰余金」は、この段階では、どの数値を表しているのかとか、見越・繰延に関する内容も、この数値がどの段階を表しているかを再認識する重要な意味があると思います。
工業簿記のテキストは、注文したばかりで届いていませんので、届き次第、同時進行で書いていきます。
まあ、紙上講義のような感じで、同時進行で学習していただければ幸いです。
解説やポイントも、テキストには記載されていないようなことを書いていきたいと考えています。
コメントをお書きください