こんばんは。(^^♪
休日のお仕事が結構遅くなってしまって、普段の勤務並み以上になってしまいました。(;^_^A
みんチャレでご質問をいただいた部分を、更に詳しく書いてみたいと思います。
【売上原価の算定】
多分、期首在庫が書いてあったので、混乱されたのではないかと思います。
以下の図をご覧いただいて、お分かりいただけないでしょうか?
もし、まだ、解決しなかったら、更にお尋ねください。
ちなみに、この後の減耗損や評価損の計上は問題ないですよね?
【のれん関連】
先の解説にも書いたように、企業買収は時価で行われるということを踏まえて、仕訳をします。
仕訳問題の場合は、大抵、「諸資産」、「諸負債」を使うパターンが多いですが、試算表を作成する問題なので、各勘定科目で処理をする必要があります。
不慣れな担当者が、とりあえず、現金預金を支払ったということで、
「仮払金 1,500,000 / 現金預金 1,500,000」という仕訳をしています。
現金預金は、実際に出て行っているので、それで問題ないですが、決算時に「仮払金」のままでは困ります。
そこで、仮払金を無くすと同時に、本来の科目で仕訳をすることになります。
現 金 40,000 買掛金 100,000
売掛金 150,000 仮払金 1,500,000
仕 入 290,000
建 物 1,000,000
この結果、差額が、借方に120,000と出るはずなので、これが、超過収益力を示す「のれん」ということになります。
のれん償却は、20年で月割なので、120,000÷20×2/12=1,000となりますね。
【貸倒引当金の設定】
1(1)で、売掛金が10,000減少します。(売掛金の回収未処理分)
3(1)で、売掛金が150,000増加します。(買収により増えた分)
4で、貸倒引当金が8,000減少します。(1つ前の解説参照)
これを踏まえて、計算を行います。
(受取手形100,000+売掛金180,000-10,000+150,000)×2%=8,400
が、本来設定すべき金額です。
貸倒引当金の残高は、14,000-8,000=6,000なので、差額2,400を補充します。
これで、よろしかったでしょうか?
他にも疑問が残ったり、もっと詳しくというのがあったら、書き込んでください。
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