原価を構成する費目(材料等)の中身がより複雑になった問題です。
【問1】
(1)は、昨日の問題とほぼ同じなので良いかと思います。
科目指定だけに注意ですね。
でも、商簿の注意に書いたように科目に〇を付ける癖にすれば間違えないですね。
(2)は、昨日書いた直接経費の2つを覚えたかどうかです。
1行目の文章からも「外注加工賃」という科目は、イメージできるかと思います。
外注加工賃は、直接経費に該当しました。
更には、指図書番号があるので、直接費と分かります。
ということは、借方は「仕掛品」になります。
(3)も、借方は同じですね。
貸方は「未払金」が科目指定にないので、引っ掛からないと思いますが、即、製造原価(売上原価)を構成するものなので、「買掛金」です。
商簿の売上原価をイメージしてもらうと分かりやすいですね。
(4)は、仕訳はすぐにわかるかと思います。
貸借に迷ったら、「A材料」のT勘定をメモすれば、分かると思います。
【問2】
(1)は同じですね。
仕訳をイメージしながら、勘定記入をしましょう。
イメージだけではミスをするという方は、仕訳をメモされたほうが良いです。
これくらいの量なら、仕訳をしても、さほど時間は掛からないと思います。
内部副費が出て来ましたが、引取費も購入代価に含めるのかどうか迷われた方があるかと思います。
その場合、運賃は運送業者に支払うものだから、と考えられると良いと思います。
(2)も、問1と同じですね。
(3)B材料のボックスを描いて求めると良いと思います。
そうすると、棚卸減耗が15個あることが分かるかと思います。
先入先出法なので、当月購入分(6,375,000+315,000)を1,500個で割って、単価4,460を求め、それに××で月末の285と減耗の15を求めれば良いですね。
(4)は、(3)で315,000が求まっているので、すぐにできるかと思います。
明日の予定
第2回と第7回の第4問にしましょう。
私は、第7回の問題がないので、第2回しかできなくてすみません。
高校生の子に、日曜日に借りるように依頼してあります。(;^_^A
それは、引き続き、頑張ってください。
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