こんばんは。(^^♪
遅くなりましたが、急いで書いておきます。
第3回は、第6回の仕訳を総勘定元帳に記入するイメージですね。
まず、費目別に分類できないといけないので、各費目を押さえましょう。
赤字が直接費で、黒字が間接費です。
ただし、たま~に、素材が一部、間接に使われる問題もあります。
【材料費】
・素材(主要材料)
・買入部品
・工場消耗品
・消耗工具器具備品
・補助材料
昔の材料費の区分は、「補助材料」の部分が「燃料」でした。
そのため、「燃料」は補助材料と同じと理解してください。
【労務費】
・直接工の直接作業時間
・直接工の間接作業時間及び手待ち時間
・間接工の作業時間
【経費】
・外注加工賃
・特許権使用料
・これ以外の経費
これさえ押さえておけば、問題なく解けそうですね。
売上原価から流れるのは、3級でお分かりかと思いますが、「損益」勘定ですね。
厳密には、工業簿記の会計期間は1ヶ月なので、「月次損益」で、その後、月次損益の差額(当月の純利益または純損失)が「年次損益」に流れます。
引っ掛かるとしたら、工場消耗品が、意地悪く下のほうに書いてあるので、その部分だけですね。
上の5つを頭の中に入れましょう。
昨夜(1時半頃?)公開するのを忘れてあったようなので、アップしておきます。
解答用紙を見ないで作ったT勘定の画像もご参照ください。
問題集の解説の「仕掛品」と「製品」は、私のように、場所を変えていただくと、分かりやすいかと思います。
第6回の解説で書いた
- 材料・賃金・経費が
- 仕掛品と製造間接費に流れ
- 製造間接費を仕掛品に配賦し(振り替える)
- 仕掛品が製品(完成分)に流れ
- 製品が売上原価(販売分)に流れるという一連の流れです。
1段目が、1番と2番に該当します。
2段目が、3番と4番に該当します。
3段目が、5番以降ですね。
試しに、解答用紙を見ないで、このT勘定の流れがスムーズに書けるか、練習してみてください。
これが書ければ、当月の投入分が「当月総製造費用」←今後にも超重要です。
当月の完成品原価は仕掛品から製品に流れる金額だと理解できるはずです。
それと、問題は、できれば、私の指示通りの順番で進まれたほうが良いです。
第6回と第3回では、番号の若い順ではなく、第6回を先にやっていただいたほうが、第3回に上手く結びつくのです。
第6回は、工業簿記の勘定の流れを理解するための仕訳問題
第3回は、その仕訳をイメージしながら総勘定元帳に転記する問題
第8回は、元帳から財務諸表(製造原価報告書=C/R及び損益計算書=P/L)作成へと続きます。
「仕掛品」勘定がC/Rの内容を示し、
「製品」勘定がP/Lの内容を示す
と理解できるようになれば、工業簿記(狭義の工業簿記)はほぼ押さえられたようなものです。
「工業簿記(広義)」は、「工業簿記(狭義)」と「原価計算」に分かれます。
現在は、「工業簿記(狭義)」の部分を学習していることになります。
今日の予定は、第8回→第9回
ご連絡が遅くなりましたが、今日の予定は第8回→第9回の第4問をお願いします。
以下、雑談(暇な人だけどうぞ!(;^_^A)
ちなみに、前回のチャレンジャーの方で気になったことがあるのですが、その問題さえ解ければ良いという意識で解説を読むのではなく、書かれていることは必ず頭に入れるという意識で読んでください。
その問題さえ理解できればOKという考え方をしてしまう方は、伸びません。
本試験は、網羅型の中から出題されるわけではないので、その問題さえできればOKというやり方をしていると、結局、本試験で応用力が働かずに、残念な結果になってしまいます。
他の問題にも対応できるように、という意識で読んで、覚えていない部分は必ず覚え、理解できていない部分は必ず理解できるまで粘ってみましょう。
今回なら、
- 材料の分類5つ(内、直接材料になる2つ)、直接経費2つを覚える
- 勘定の流れを確実に頭に入れる
ことです。
いくつって限定のあるものは、覚える気力が出るので良いですよね。(^^)v
みんチャレの方が、定率法の電卓計算で、更に先の年度まで練習したと書かれていて、ビックリ!
今は、工業簿記に苦手意識があっても、この方、絶対に合格されますね。
保証できます。
ではでは、お風呂へ行って来ま~す。
遅くなった~!(;^_^A
でも、応援は嫌とか辛いとかは思っていませんからね。
私も頭を使わせていただいて、一緒に勉強させていただいています。(*^^*)
お付き合いくださり、ありがとうございます。
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