網羅型第10回第1問(仕訳)

こんにちは。(^^♪

今日は、休日なので、ブログの下書きを作っておこうかと…。

回をまとめると、次の回が気になるかも知れないので、10回だけ公開します。

 

1.商品売買

検収基準を取っているということで、検収が終了したので売上を計上します。

3個は不良品で返品とのことなので、17個分だけ計上します。

「××」を使って、17個を記憶させると良いですね。

17××450,000=

315,000=

です。

売上原価対立法なので、売上を計上するとともに、「商品」を「売上原価」に振り替えます。 

 

 

2.有価証券

先ず、売却代金はすぐに求められるので、計算して借方に記入します。

貸方は、売買目的有価証券の原価を減らすことになりますが、前期末に評価替えをしていると書いてあっても、洗替法で期首に再振替をするので関係ないですね。

余分な文章で惑わそうとされますが、引っ掛からないようにしてください。

 

平均原価法なので、「GT(グランドトータル)」キーを使ってメモをする手間を省くと良いですね。

計算を始める前に「AC(オールクリア)」で記憶をクリアしておきます。

560×1,500=→結果をメモしません。

620×500=→結果をメモしません。

ここで「GT」キーを押します。

そうすると、2つの計算の合計が求められるので、そのまま、÷2,000×1,000と計算します。まあ、最後は、2で割れば良いですよね?(;^_^A

 

高校生の子が2時間の問題を約1時間でできるのは、圧倒的に電卓の使い方が早いからです。

日頃から、こういう電卓の使い方に慣れておくと、時間短縮に繋がり、余裕をもって問題に臨めるし、見直しの時間も十分に取れるので、是非、電卓の使い方もマスターして行ってください。 

 

 

3.有形固定資産

備品の売却ですね。

これも、減価償却累計額を求める場合に、電卓を上手に使ってください。

ここでは、「M+(メモリープラス)」と「+/-(プラマイ変換)」を使います。

1年目:650,000×0.2=「M+(メモリープラス)

2年目:上に続けて、「-650,000×0.2=」「+/-」「M+」

3年目:650,000-「MR(メモリーリコール=メモリーを呼び出す)」×0.2=「M+」

最後に、「MR」で3年分の累計が求められます。

この間、1度もメモをする必要がありませんし、最後に3年分を足す手間も掛かりません。

最初は慣れないと、余計に時間が掛かりますが、まだ2ヶ月以上ありますので、急がば回れ!で、書いてある通りに手を動かして、使い方を身に着けてください。

 

 

4.株式の発行

資本金組み入れ額の指示がない場合は、全額を「資本金」にすれば良いですね。

発行費用は、会社設立時は「創立費」、増資時は「株式交付費」で処理することを押さえておきましょう。

何れも、「繰延資産」に該当します。 

 

 

5.引当金

「返品調整引当金」は、返品時に備えて、利益部分を填補するものですね。

ただ、平成30年の税制改正で廃止されているようなので、今後の問題としてはどうなんでしょう?

出題されないんじゃないでしょうか? 

出題されたら、返品調整引当金を取り崩して、利益部分は終わり。

残りは原価部分なので、仕入を増やせば良いですね?

 

 

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