計算ミスや漏れがないか、最終確認をしよう!
こんにちは。(^^♪
みんチャレチームに、「第1回の第4問の仕掛品勘定を間違えちゃった」と書かれていた方があったので、再度、問題を解き直してみました。
そして、前回の解説も確認して来ましたが、ミス防止に繋がる解説ではなかったので、補足をさせていただきます。
予定配賦額:切削部門9,936,000+組立部門6,739,200
完 成 高:切削部門6,210×1,500+組立部門2,808×2,200
月末有高 :切削部門6,210×100+組立部門2,808×200
「これでヨシヨシ!」と思って、解答を書かれたのじゃないかなぁ?と思います。
その結果:仕掛品勘定の借方合計が18,046,800、貸方合計が16,675,200
「あれ?合わない!」となったのではないかと推察します。
そこで、「何でだろう?計算方法が違うのだろうか~?」って悩み始めますよね?
その場合は、とにかく、差額を求めてください。
18,046,800-16,675,200=1,371,600
「オヤ!?この数字、月初と同じじゃん!」と気づけばしめたもの!
もう一度、問題を読み直すと、月初仕掛品は当月において完成したの一文が見つかると思うので、「な~んだ、これを完成高に足しておけばいいじゃん!」と気づいていただけるかと…。
これは、精算表や貸借対照表、損益計算書を作成する場合も同じですが、貸借が一致しなかったら、先ずは、それと同じ金額がないかを探します。
ズバリあれば、その処理が漏れただけです。
次に、9で割ってみます。
9で割った金額と同じものが見つかれば、桁ミスをしています。
例えば、貸倒引当金の設定として、借方を10,000、貸方を1,000で処理していると、差額が9,000になって、9で割ると1,000が見つかりますよね?
ということで、1,000または10,000の金額の修正仕訳を確認してみるのです。
ということで、今日は、ここまでで。
12/1から網羅型を毎日各問1問ずつ解くように予定を立ててみたら、今日の夜で第2回まで終了していれば良いことになりますね。
第3回は、12/11~12/15の予定です。
みんチャレの皆さんは先行スタートで、それより先に進んでおられるかと思うので、この辺りで、第1回~第3回(初級問題)の中で、苦手意識や理解不足があると感じられた単元の復習などに充てられてみてください。
今後も、このように具体的に間違った箇所を伝えていただけると、多少なりとも、ご参考になるお話が書けるかも知れないので、いつもながら、チーム内では0点でも恥ずかしがらずに、何でも書いちゃってくださいね。(^_-)-☆
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