第3回の第2問と第3問が抜けていました(;^_^A
こんばんは。(^^♪
昨夜、みんチャレの方が、第3回の第2問をやったと書かれていたので、「11/〇日の分を見てください」と、ご返事を書こうと思ったら、抜けていることに気づきました。(;^_^A
更に、過去の投稿をサイトマップ(画面最下部です)で確認したら、10/27のブログにありました。
それによると、第10回の第2問が同じような問題で、第10回を先に解いたほうが理解しやすいと書いていますので、今日は、先に第10回の第2問を解きました。
第10回第2問
本問は、過去15回のうちで一番合格率(11.8%)が低かった141回に出題された問題のアレンジですね。
恐らく、この問題と直接原価計算に苦手意識のある方が、難しかったのかと…。
私は、相変わらず手抜きでメモしかしませんが、皆さんは、やはり、順に仕訳をされたほうが良いかと思います。
- X社株式(その他有価証券)
税効果会計が適用されているので、それを漏らさないようにすることが大切です。
仕訳をする場合の考え方としては、時価が上がったか下がったかで、「その他有価証券」を先に書いちゃいます。
5.12.31の場合は、時価が下がっていますので、
貸方に「その他有価証券」と書きます。(資産の減少だから)
借方は、その30%を掛けたものが「繰延税金資産」、
残りが「その他有価証券評価差額金」ですね。
- 国債(満期保有目的債券)
端数利息を計算する際の日数計算は、「両端入れ(りょうはいれ)」、「片端入れ(かたはいれ)」などがありますが、前利払日も購入日も両方入れるのが両端入れ、片方だけ入れるのを片端入れと言います。
一般的には、有価証券利息の端数利息計算には片端入れを用います。
本問は、親切に「前利払日の翌日から購入日まで」と明記してありますが、この文言が無くても、片端入れで計算してください。
本問だと10/1~2/1で124日ですね。
うるう年が絡むような2月は出題対象にならないと思います。
償却原価法なので、時価が書いてあっても引っ掛からないようにしてください。
前回、高校生の子に質問を受けたのは、この「有価証券利息」に計上する金額の計算の仕方です。
5.4.1発行で償還期限は5年、購入日が6.2.1なので、購入時点の残月数は50ヶ月です。(60ヶ月で計算をしていたようです)
つまり、発行時の金額は23,424,000ではないということですね。
この金額を発行時の金額として60ヶ月で計算をすると間違っちゃいますね。
購入時点で、発行からどれだけ経過しているのかを意識することが重要です。
その他有価証券評価差額金は、5.12.31で計上した分は、6.1.1の再振替仕訳で消えますので、6.12.31に行う仕訳分のみになりますね。
こちらの仕訳をイメージすると、時価が上がっているので、
借方に「その他有価証券」です。
貸方は、30%分は今度は貸方に登場するということで「繰延税金負債」
その差額は、5年末同様に「その他有価証券評価差額金」ですね。
これが、正の値か負の値かということですが、貸方に登場しているので、正の値ですね。
「その他有価証券評価差額金」がどの財務諸表のどの部分に表示するかが分かっていないと、正か負かが分からないですね。
これは、貸借対照表の「純資産」の部の「評価・換算差額等」の部に記載します。
ということは、貸方残なら正ですね。(^^)v
かなり大変だったかも知れませんが、頑張ってください。
先取り説明になりますが、6.11.29のX社株式の「売却原価は平均原価法により算出する」と指示がありますが、第3回の第2問には指示がありません。
指示が無くても、法令で「平均原価法」と決まっていますので、そのように処理してください。
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