こんにちは。(^^♪
高校生の子の質問の続きです。
直接原価計算ですね。
直接原価計算の特徴は何だったか?
固定費を全額期間原価として計上することです。
直原価計算の損益計算書の中に表示されている「固定製造原価」は、、期首や期末の仕掛品や製品がある場合、それらが含まれていることに注意が必要です。
最初の問題文で、当期から製造を開始したとあり、
この文章で、先ず期首の仕掛品や製品はないと判断できます。
次に、問1で販売量が3,000個、期末製品が750個、期末仕掛品はないとあるので、「製品」のボックスを描くと分かるかと思います。
仮に、期末仕掛品もあるなら、「仕掛品」のボックスも必要です。
これにより、固定製造原価から月末製品分を抜き出します。
2,880,000×750÷3,750=576,000
全部原価計算の製造原価は2,880,000-576,000=2,304,000になります。
この分だけ、営業利益が多くなるはずです。
全部原価計算の損益計算書を簡単に書いてみると、次のようになりますね。
これで、直接原価計算の営業利益4,608,000より576,000多くなって、正しいことが確認できます。
固定費調整でしたね。
ここまでに、商業簿記の嫌な第2問を2回分と工業簿記を2~3問やったので、学校の帰りも遅かったし、疲れて気力がなさそうだったので、来週に回しました。
一応、明日以降、残りの解説も書いておきます。
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