おはようございます。(^^♪
今日は、生徒さんたちとお出かけする約束があるので、朝、アップしておきます。
高校生の子の質問の続きです。
本問は、最終的な解答を出すまでに、かなりの手順が必要な問題です。
- 先ず、総合原価計算(平均法)で月末仕掛品原価と完成品原価を出します。
材料が始点投入なので、ボックスは2つになります。
これで、解答欄の2つは埋まります。
- 次に、等級別製品a・b・cの積数を計算します。
- 上で求めた完成品原価を、その積数の比で按分します。
- 各製品のボックスを描きます。(先入先出法)
- 月末製品は、先入先出法なので、当月完成品分から求めることになります。
完成品の単価は、上で按分した金額を個数で割ったものです。
これに、月末製品の個数を掛けて、月末製品原価を求めます。
- その結果、各製品別の売上原価が求められます。
- 更に、資料1の表から各製品の売上高を計算します。
- 売上高から売上原価を引いて、製品別の売上総利益を求めます。
これで、やっと残り3つの解答欄が埋まります。(;^_^A
かなり、いくつかの手順が必要ですが、理解できれば、15分程度で解けるのでは?と思います。
最初は、30分程度掛けるつもりで、じっくり取り組んでみてください。
等級別総合原価計算が理解できているかと、上のようにいくつかの工程を経て最終的な売上総利益を求める必要があるので、問題をよく読み、順序だてて考えられるかどうかを見る問題ですね。
本試験でこういう問題に当たっても、工業簿記の問題を捨てては絶対にダメなので、最後まで諦めずに、取り組んでください。
分かってしまえば、さほど、難しい問題ではありません。
頑張りましょう。\(^o^)/
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