日商簿記2級(商簿14-5)株主資本等変動計算書

こんにちは。(^^♪

今日は、追いつき期間なので、昨日書いたように、今日から、商簿の第2問や第3問対策を書いてみたいと思います。

 

弊社は、土日は休日ですが、気になる仕事があるので、取り急ぎ、この問題の解説を書いておきますね。

先日、高校生の子に質問されたのですが、いつも、時間が無くて、簡単に説明しているので、もう少し丁寧に…。(;^_^A

 

そもそも、この問題を見たら、「自分は何をしようとしているのか?」を考えられると良いです。何をしようとしているかというと、純資産の部に記載する内容の変動明細を書いているのです。

 

純資産は、増えれば貸方、減れば借方ですよね?

ということで、仕訳を簡単にイメージしながら解くと分かりやすいですよ。

 

それと、解答例の表は色分けをしてみましたが、色分けをしているごとに合計を出し、最後は、その両方の合計を出すということです。

表をよく見ると、一番上の行が、「株主資本」で1つに結合されており、「評価・換算差額等」で1つに結合されていますよね?

問題集もスペースの都合で、途中でカットして、2段になっていますが、本来は、横に長く続く表なのです。

 

1行目の「当期首残高」は、資料1により、判明している金額を記入します。

(千円単位に注意!)

不明な箇所(評価・換算差額等の欄)は、ブランクにしておきます。

 

資料2から順に仕訳をイメージしましょう。

2(1)(変動額の2行目)

その他資本剰余金(純資産の減少)1,500 / 資本準備金(純資産の増加)1,500

 

2(2)(変動額の3行目)

繰越利益剰余金(純資産の減少)2,150 / 未払配当金(負債の増加)1,500

                     別途積立金(純資産の増加)550

                     利益準備金純資産の増加)100

利益準備金は、資本金30,000×1/4=7,500に対し、

資本準備金5,000+1,500+利益準備金900=7,400なので、

残り、100を組み入れればよい。→資料2(1)に注意!

 

3(変動額の1行目)

当座預金(資産の増加)12,000 / 資 本 金純資産の増加)10,000

                   資本準備金純資産の増加)  2,000

 

4(表の1行目と変動額の最終行)

(前期分の再振替-純資産直入法・洗替法)

その他有価証券評価差額金 60 / その他有価証券 60 

金額は、(580+330)-(500+350)=60で1行目のブランクが判明します。

(当期分)

その他有価証券 10 / その他有価証券評価差額金 10

金額は、(560+300)-(500+350)=10

※ 当期末残高が10になることから、変動額は△50と判明する。

 

 

5(変動額の4行目)

損益(費用・収益の集合勘定)850 / 繰越利益剰余金純資産の増加)850

 

ではでは、週末も頑張ってくださいね。(^_-)-☆ 

お仕事、頑張って来ま~す。

 

 

 

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