こんばんは。(^▽^)/
試験が近いので、度々登場します。
個人的には、自分の学習は、ある程度、自分を納得させるだけできたかと思いますので、残りの時間は少しでも頑張っておられる方の応援に使わせていただきたいと思います。
タイトルの件ですが、昨夜インスタをつらつら眺めていたら、苦手だから捨てると書かれていた方があるので、ご参考程度に書かせていただきます。
本問は、実は、農業簿記検定の1級の問題と比べると、日商簿記検定2級の問題は非常に簡単なのです。
そう思って、「簡単だ~!」と思って取り組んでみられると制覇できるかと…。
「153回をあてる」の第2予想の第2問にありましたので、その中から、該当部分だけ取り出して、品名や年度、金額等を変更して勝手に作問してみます。(;^_^A
【問題】
備品A:取得日1年1月1日 取得原価¥5,600,000 耐用年数8年 200%定率法
改定償却率:耐用年数5年→0.500 8年→0.334
保 証 率:耐用年数5年→0.10800 8年→0.07909
この条件で、各年の減価償却費と残存価額を求めてみましょう。
まず、改定償却率が提示されている問題が出てきたら、取得原価に保証率を掛けた金額を求めてメモしておきます。
この問題だと、5,600,000×0.07909=442,904
次に、以下の用紙が解答用紙だと思って、書き込んで行きます。
解答用紙は、減価償却費の欄のみなので、残存価額は欄外にでもメモします。
5年目までを記入していくと、こんな感じになりますよね?
200%定率法は、1÷耐用年数×200%なので1÷8×2=0.25が償却率です。
5年目の減価償却費が442,968円ということから、6年目を計算する前に、6年目は最初にメモをしておいた442,904円を明らかに下回りそうと分かります。
ということで、ここからは本来の償却率に変えて、改定償却率を掛けてやることになります。
よ~く見ていただくと分かりますが、改定償却率「0.334」というのは、1を3年で割った結果ですよね?
つまり、残りの3年は、3等分ずつ減価償却をしていけば良いのですが、償却率は、割り切れても割り切れなくても少数第3位までの表示って法律で決まっているんですよね。
ということで、1÷3=0.3333333…ですが、0.334となっているだけなんです。
これが分かると、何かスッキリしませんか?
な~んだ、残りの期間は3等分してやれば良いのか~?って感じですよね。
でも、この0.334を使わないといけないので、厳密には3等分じゃなくって、端数は最後の年で調整してやることになるんですね?
ということで、
6年目は残存価額(未償却残高)1,328,907×0.334で443,854円になります。
これも、円未満切り捨てです。
7年目も、1,328,0907×0.334=443,854円で同じです。
最後の8年目で調整してやります。
1,328,907-443,854-443,854=441,199円という感じです。
ただし、固定資産は除却とか売却とかしてしまうまでは、まだ会社には資産として残っているよぉ!ということで、1円を備忘価額として帳簿に残しておかないといけないんです。
なので、8年目の償却費は441,199-1=441,198円となります。
これで、ちゃんと、8年の耐用年数経過後は1円で残り続けるということですね。
苦手意識を取り払って、ちょっと説明を読んでいただくとご理解いただけないでしょうか?
耐用年数が5年だと残り2年が改定償却率を使うはずで1÷2年=0.500って分かりやすいでしょう?
耐用年数が他の年数の問題にでもアレンジできるんですよ。(*^^*)
問題を作ってほしいということでしたら、アレンジして作りますので、お申し出くださいね。(^_-)-☆
ではでは、後9日、お互いに頑張りましょう。\(^o^)/
【お教室様へ】テキストの進捗率
今週中に、「インスタグラム基礎編」が完成する予定でしたが、まだiOSにも対応できるように改訂の最中で17ページまででしたので、今週中には厳しいです。
来週中には完成させますので、よろしくお願いいたします。
「スマホ講座 トラベル編」の集合学習用はご準備できましたが、アップするのを忘れまして、事務所へ行かないと金額が計算できないので、明日にはアップさせていただきます。
申し訳ありません。m(__)m
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