日商簿記2級-工簿(総合原価計算5)

総合原価計算の5は、組別総合原価計算と等級別総合原価計算です。

ここも、単純総合原価計算が理解できていれば、難しくないですね。

 

基本例題33が組別で、34が等級別ですね。

いずれも、ごく基本的な問題です。

 

こういう基本的な問題を解いて、自信を付けることは、とても良いですよね。

 

以前、1級の学習をしていた時の体験談です。

普段は名古屋校へ通っていたのですが、都合が悪い日があって、栄校で振替受講をしたことがあります。

名古屋校は、以前も書いたように何十名かのクラスで私だけが1回目の受講者だったようです。

そのせいか、授業中は応用問題ばかりを解かされて、初回受講の私にはさっぱり分かりません。

授業の度に、ひたすら先生がホワイトボードに書かれる解説などを移すのみの作業で、自宅へ戻ってから、それを見て、理解するように努力するという毎日。

毎日というか、週4ペースで1回が2時間くらいの授業だったと思います。

 

隣の席の方に、「皆さんはあれがお分かりになるんですか?」とお尋ねしたら、「1回目で分かろうなんて思ったら甘いよ。1回2回は天才で、3.4がなくて、5.6が普通」と言われました。

どうも、1回目や2回目の受講で理解しようと思うのが甘いということで、5回も6回も受講されている方が普通だと…。

1サイクルが4ヶ月でしたので、ひえ~!って感じで、こりゃあ、とんでもないものに手を出してしまった。と、2級が余裕だった自分にはかなりのカルチャーショックでした。(;^_^A

 

栄校で受講してみたら、栄校の先生は、授業中は、ひたすら基本問題を解いて説明され、応用問題は宿題になったのです。

それで、基本問題の解説を聞いていると、分かる、分かる。

自分で解いても分かる、分かる。

 

そこで、先生のご指導の方針によって、こうも違うのか?と思い、1級初学者の私は、その後、栄校に通うことにしました。

地下鉄も利用しなきゃいけない分、遠くて大変でしたが、やはり、分かる授業のほうが良いですからね。

お陰で、1回目の受講(1級の学習をスタートしてから4ヶ月)で、1級がほぼ理解できました。

そのとき、基本の重要性を痛感しました。

 

今回、久しぶりとはいえ、余裕だった2級の再学習なので、問題演習だけで良いだろうと舐めていたのですが、商法が会社法に変わって、既に14年、その間、簿記2級の学習から外れていたのですから、会社法の内容が理解できているはずがありません。(;^_^A

 

ということで、突如、思い直して、1から勉強をすることにしたのが大正解でした。

余裕で学習できるので、ケアレスミスというのは、ほとんど起こさなくなりました。

 

テキストから学習していると、昔と変わった部分もかなりあり、結果的に、その部分が出題される可能性が高いなぁということも分かります。

 

私の場合は、資格が欲しいわけではないので、合格さえすれば良いわけではなく、100%理解しないと受験する意味がありません。

そう思って、テキストから学習をしています。

高校生のお嬢さん方は、このペースで付いてくるのが大変だったら、ご自分のペースで計画を立てて、学習を続けられると良いですよ。

何が何でも2月には合格する。という強い意志で臨んでくださいね。

この単元は、基本例題33と34の解答用紙をアップしておきます。

下の空白部分でボックスを書いて解いてみてください。

 

 

余談ですが、昨日のパソコンは、結局ダメでした。(;^_^A

エラーコードで確認したら、レジストリが壊れているということで、自分のマシンならダメ元で挑戦しますが、他人のパソコンですので、メーカーに修理を依頼されたほうが良いとお返しすることになりました。

レジストリは、Windowsロゴキーの横の検索ボックスに「regedit」と入力してレジストリエディタを起動して、いじるんですよ。

自分自身のマシンは、何度かいじったことがありますが、人様のは壊しちゃうと困るし…。(;^_^A

ダウンロード
16総合原価計算(5).pdf
PDFファイル 61.6 KB

 

 

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