日商簿記2級-工簿(直接原価計算2)

こんばんは。(^▽^)/

12月も日1日と過ぎて行き、気持ち的に落ち着かなくなりますね。(;^_^A

テキストも残り少なくなってきましたので、何とか5日程度で終わらせたいところです。

 

P.239の基本例題43を解いてみます。

今夜は、ちょっと丁寧にエクセルで図を描いてみました。

別にワードでも良いのですが、Excelを別件で起動しているので…。(;^_^A

青の線が収益線です。

Y=2,000X

 

赤の線が費用線です。

Y=1,200X+400,000

 

この2つが交わるところが損益分岐点になるので、

2,000X=1,200X+400,000

2,000X-1,200X=400,000

800X=400,000

X=500

となり、

(1)損益分岐点の販売数量は500個、売上高は2,000×500=1,000,000円と求まります。

確認してみると、

収益は2,000×500=1,000,000

費用は1,200×500+400,000=1,000,000

で、収益の額と費用の額が一致しましたね。(^^)/

 

(2)200,000円の営業利益を上げるための売上高と販売数量

昨日書いたように、利益を固定費に加算して考えます。

固定費が利益分を加算した金額だったと思えば、求まることになります。

2,000X=1,200X+400,000+200,000

800X=600,000

X=750

確認してみると、

収益は2,000×750=1,500,000

費用は1,200×750+400,000=1,300,000

利益は1,500,000-1,300,000=200,000

如何ですか?ちゃんと、求められましたね?

 

(3)売上高営業利益率15%達成するための売上高と販売数量

こちらも、昨日、書いたように、営業利益の金額はずばり与えられていませんが、営業利益率が営業利益/売上高ということを把握していれば、売上高に利益率を掛けてあげれば良いですよね?

2,000X=1,200X+400,000+2,000X×0.15

800X-300X=400,000

500X=400,000

X=800

確認してみると、

収益は2,000×800=1,600,000

費用は1,200×800+400,000=1,360,000

利益は1,600,000-1,360,000=240,000

収益1,6000,000×0.15=240,000

こちらも、バッチリですね!(^^)v

 

(4)予想売上高における安全余裕率

予想売上高は最初に与えられている数値なので1,250,000です。

この条件の損益分岐点売上高は(1)から1,000,000と求まりました。

後は、この2つの数値を使って計算するだけですね。

(1,250,000-1,000,000)÷1,250,000=0.2

20%ということですね。

 

とまあ、昔、2級を学習していた頃に、自分なりに考えたこの図は、ちゃあんと理に適っているということが証明できます。

今日の図はきれいに書いてみましたので、よろしかったらコピーされるなどして自由にご利用ください。

 

 

 

ちなみに、分からないことがあると、図を描いて考ええる習慣は、小学生の時に身に付きました。

今も覚えているのですが、算数の教科書で10メートルの道路に1メートル間隔に木を植える場合、10メートルの池の周りに1メートル間隔に木を植える場合、それぞれ、何本の木が要るか?という問題でした。

 

授業中の説明で理解できずに、放課後、先生に質問に行ったら、「直線のほうが1本多いと覚えておけ!」と言われて、どうしても納得ができませんでした。

どちらかというと暗記が苦手で、自分で理解しないと覚えられないタイプなのです。(;^_^A

 

そこで、自宅に帰って父親に聞いてみたところ、父親は図を描いて説明してくれました。

直線の場合と円の場合を木に見立てた線を入れながら説明してくれたのです。

それで、「な~るほど~!」と納得して、とてもよく理解できました。

それ以来、分からない問題にぶつかると、必ず図を描いて考える習慣が身に付きました。

 

父親は高学歴だったわけでもなく、特別に頭が良かった訳でもなく、むしろ、ビリに近いような成績で、いつも、優秀なお姉さんと比較されて、学校時代は叱られてばかりの子どもだったそうです。

 

今でいうと、中卒か高卒くらいの力で、勤務先(滋賀県)の会社の社長の息子さんの家庭教師まで頼まれ、教え方が非常に分かりやすいと喜ばれて、息子さんの成績も伸びたそうです。

普通にはあり得ない話ですが、社長がお正月にお越しになった時に話されたので実話です。

 

それ以来、学歴や出身校では、頭の良し悪しは判断できないというか、そんな気持ちが強くなりました。

 

私は人が1やられるなら2やればよい、2やられるなら4やればよいと、人の2倍努力すれば、なんとかなるだろうと頑張って来ました。

是非、高校生のお嬢さん方も自分の力を限定せずに、社会に出ても、ますますご活躍くださいね。

 

緩い予定ですが、今朝早かったので、今日はここまでにしておきます。

 

 

 

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