農業簿記検定2級過去問題の模範解答に関するお話

こんばんは。(^.^)

最近は、お勉強をサボっておりますチーおばあちゃんです。(;^_^A

 

約1年前のブログにコメントをいただいたので、(キーワードでヒットしたらしい)長くなりますし、こちらへご返事を書かせていただきます。

 

まずは、第7回の受験をされるようで、頑張ってくださいね。

おっしゃるように、農業簿記2級の範囲には、日商簿記1級の範囲も含まれていたりして、難しいイメージを抱きがちですが、まず、想像されるよりは簡単ですので、安心されてください。

 

ご質問の同じ会場で試験を受けられた方の人数ですが、流石に1年前の内容は、あまり記憶していません。

たぶん、おっしゃるように20名程度だったかも知れません。

3級と2級の併願の方が多く(私もその一人)、延べ人数にするともう少し多かったかと思います。

 

ちなみに、前回、1級を受験した時は、7/3のブログにも書いておりますが、2級と1級が同じ部屋(1級が初回だったので、その前の受験時は2級受験者しかいなかった)でしたが、2級が12名の申し込みで実受験者が8名、1級が7名の申し込みで実受験者が3名(自分も含む)でした。

 

会場は、おっしゃるように大原簿記名古屋校でした。

何号館というのか忘れましたが、北側の建物です。

3級&2級受験の時は、間違えて、最初、南側の建物に行ってしまいました。(;^_^A

(トライデント情報処理専門学校と同じ道路沿いにある校舎は違います) 

 

おっしゃるように、教材は大原から出ているテキストと問題集しかありませんが、言い直せば、あのテキストを隅々まで完璧にしておけば、満点が取れます。

私の1級受験時は、隅々までやるどころか、1回も満足に読んでいなかったので94点でしたが、得意な原価計算編が満点だったのはともかくとして、苦手意識のあった管理会計編が満点だったのは、とても嬉しく感じた記憶があります。

 

1級は申込者が少ないですが、実受験率が50%を切っているということは、恐らく、学習途中で難しいと感じて投げ出してしまわれた方が多かったのかなぁと思われます。

その代わり、ある程度、自信が付いた方が受験されていると思われますので、合格率や合格時の得点が驚くほど高かったと記憶しています。

満点の方もおられたはずです。(かなり残念!!(笑))

 

 

ちなみに、2級の過去問の話題ですが、私なりに模範解答を作成してみましたら、問題19は「4」になると思います。

当時は、問題の読み落としでしたが、減価償却に関する資料の備考欄に建物が管理に関する費用で、機械装置と器具備品が製造に関する費用と書かれていますので、機械装置の減価償却費512,083と器具備品の減価償却費466,320は当期製品製造原価に含める必要がありますね。

試験の時は、この備考欄を見落としていたようです。(;^_^A

全く「4」と同じ金額が求まったので、恐らく正解だろうと思います。

 

当時は、体調が絶不調で、半年以上めまいが収まらない中を無理をして受験しましたので、頭が正常に回転していませんでしたが、今なら気分も落ち着いていますので、ネット上に問題がアップされているものなら模範解答を作れると思います。

20年程前のお話になりますが、一応、高卒生対象の専門学校で10年以上日商簿記検定3級・2級・会計学・販売士等の講師をしていました。(;^_^A

 

既に、3級と2級のテキスト及び問題集は、Amazonマーケットプレイスで販売してしまったので、テキストや問題集の内容にはご返事できませんが、ネット上にアップされている問題なら、お役に立てるかも知れません。 

 

後1ヶ月半とのことですので、是非、頑張ってくださいね。(^_-)-☆

 

 

よろしかったら、応援クリックお願いします。

     

コメントをお書きください

コメント: 4
  • #1

    こん (水曜日, 12 10月 2016 23:36)

    お返事ありがとうございました
    お言葉に甘えて、一つ教えて下さい。
    問 種籾400,000円を掛けで購入した。なお、引き取り運賃2,000円は月末に支払うことにした。
    解 種苗費 402,000 / 買掛金 400,000
                 未払金 2,000
    となっていたのですが、材料副費は仕入れに含めるとすれば、引取運賃も「買掛金」では?
    今まで日商簿記でやっていた問題だと現金払いだったので(/ 現金 2,000)でわかっていたつもりだったのですが・・・

    話は代わりますが、今、文字を打っていて「買掛金」は「かいかけきん」なのですね「かいがけきん」だと思っていました。
    この前まで「仕掛品」を「しかけひん」と思っていたのと一緒です
    (方言で「やっている最中」のことを「~しかけ」って言っているのでてっきりそこから来たとおもっていました)

  • #2

    チー (木曜日, 13 10月 2016 23:42)

    こんさん、こんばんは。(^.^)
    コメントありがとうございます。

    日商簿記的に「仕入」の相手科目は「買掛金」という発想になりがちですが、
    材料副費は、どの部分(内部副費や外部副費)までを購入原価(種苗費)に
    含めるかは処理方法の違いにより差が出るはずで、
    仮に、材料副費として保険料が発生した場合は、
    さすがに、保険料/買掛金としては処理されないと思います。
    保険料/未払金として処理されるのではないでしょうか?

    保険料や引取運賃などは、一括すれば「材料副費」という科目になり、
    流れ的には、材料副費発生時に
    1.材料副費/未払金として処理し、
    材料副費を種苗費に賦課する際に
    2.種苗費/材料副費として処理することになり、
    この1と2の仕訳をまとめると、「材料副費」が貸借相殺されて
    種苗費/未払金(買掛金の分は無視しています)となるのかと思います。

    こんな説明で分かりますでしょうか?(;^_^A

    「買掛金」は、「かいかけきん」ですね。
    「仕掛品」は、「しかかりひん」ですね。
    こういう漢字の読みなどは、全て独学でやっておられる方にはきついですよね。(;^_^A
    ちなみに、
    「未払金」は、「みばらいきん」とも「みはらいきん」とも読みます。
    それくらいですかねぇ?読みで分かれるのは…。

    また、お気軽にどうぞ。(^.^)

  • #3

    こん (金曜日, 14 10月 2016 11:17)

    わかりました。(スッキリとまではいきませんが)
    おっしゃるとおり、独学です。
    3年前に大学生の長男(私は50代のオッサンです)に「簿記教えてくれ」と言われたことから、一緒に勉強しはじめて日商3級2級を取り、1級を途中で挫折
    FPに逃げて3級2級を取り(父が亡くなって役にたちました)
    兼業農家(父から田んぼ、畑を受け継いだ)になり青色申告をするのに助かっています。
    次男が農業大学校に行き今度は「農業簿記検定って言うのを受けるだけど教えて」と言われ、
    今に至ります。(11月に一緒に受けます、小僧は3級だけですが)
    結構、仕訳科目が新鮮です。「バラ親株」「アスパラガス」が減価償却の対象だとか。
    とりあえず、頑張ります。

    ありがとうございました。

  • #4

    ミント (金曜日, 14 10月 2016 14:39)

    お久しぶりです。農業簿記1級の試験や勉強のことについて教えて頂きましてありがとうございました。11月の試験申込始まっているので、申込をそろそろしなければと思います。
     満点とれるくらい学習されるのは素晴らしいです。私はいつも取り掛かるのがギリギリで合格点取れれば・・・という感じで、資格試験はクリアーしてばかりなので、数日経つときれいさっぱり忘れてしまいます。確かに私は日商2級で学校に行ったのですが、3級をやらずに通い始めたので、
    借方・貸方は逆はしょっちゅう。そして買掛金や売掛金など見たことのない科目がいっぱいでついていけなくて大変でした。
     来年は宅建も取得したいので、今年農業簿記を合格しておきたいです。